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ところがこの時は、折角のその安心感が僅わずか半日で打ち切られてしまった。盛岡へ着いてみたら、駅の周囲がすっかり焼けていて、まだ余燼よじんが白く寒空に上たち昇っている風景に遭あった。今朝の夜明けに初めての空襲があって、駅も少しばかりの被害を受けた。とにかく汽車は此処ここで打切うちきるから、次の盛岡始発の列車に乗れという話である。
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